<Header>
<Author: 高適>
<Title: 送李少府貶峽中王少府貶長沙>
<Format: 七言律詩>
<Year: 1965>
<BookName: 唐詩選　下>
<Translator: 斎藤晌>
<style: 現代文無假名>
<style2: 日本現代譯文無假名標注>
<TranslatedTitle: 李少府（りせうふ）が峽中（けふちゅう）に貶（へん）せられ 王少府（わうせうふ）が長沙（ちゃうさ）に貶（へん）せらるるを送（おく）る>
<BookPage: 96>
<UsedPage: 1>
<Feature: 1, 4>
<End Header>
<Poem>
嗟君此別意何如，
駐馬銜桮問謫居。
巫峽啼猿數行淚，
衡陽歸雁幾封書。
青楓江上秋天遠，
白帝城邊古木疎。
聖代即今多雨露，
暫時分手莫躊躇。
<End Poem>
<Translation>
ああ、君たちは、この別れの気持ちはどうなんですか。ここに馬をとどめて酒杯をふくんで、しばしの餞別のしるしとしたい。おふたかたの落ちゆくさきの配所はいったいどこなんだ。ああと李君はいったー巫峽のほとりだよ、猿の悲しい鳴きごえに、いくすじの涙がこぼれおちることやら。王君はいったーぼくのは衡陽のはてだよ、ひ きかえして飛びかえる雁が何通かの手紙をもってきてくれることだろうか。その長沙の近くを流れる青楓江のほとりにたてば、秋空がどこまでも遠くつづいるいるだろうよ。李君はいったーそうだ、そうだ、巫峽にのぞむ白帝城のあたり古木が間違にあちこちにばらばらと竝んでいて、なんと淋しいことだろうよ。
しかし、今や聖明の君のしろしめすおめぐみの雨露のしげい御世のことだから、そのうち吉左右も聞かれることだろう。しばしのわかれだ。あまりくよくよと、ためらうことはない。思い切ってさばさばした氣持ちで行って來たまえ。
<End Translation>
<Formatted Translation>
ああ、君たちは、この別れの気持ちはどうなんですか。
ここに馬をとどめて酒杯をふくんで、しばしの餞別のしるしとしたい。
おふたかたの落ちゆくさきの配所はいったいどこなんだ。ああと李君はいったー巫峽のほとりだよ、猿の悲しい鳴きごえに、いくすじの涙がこぼれおちることやら。
王君はいったーぼくのは衡陽のはてだよ、ひ きかえして飛びかえる雁が何通かの手紙をもってきてくれることだろうか。
その長沙の近くを流れる青楓江のほとりにたてば、秋空がどこまでも遠くつづいるいるだろうよ。
李君はいったーそうだ、そうだ、巫峽にのぞむ白帝城のあたり古木が間違にあちこちにばらばらと竝んでいて、なんと淋しいことだろうよ。
しかし、今や聖明の君のしろしめすおめぐみの雨露のしげい御世のことだから、そのうち吉左右も聞かれることだろう。
しばしのわかれだ。あまりくよくよと、ためらうことはない。思い切ってさばさばした氣持ちで行って來たまえ。
<End Formatted Translation>